カーネギーホールでのリサイタルの模様が、「月刊ショパン6月号」に
詳しく掲載されています。是非ご覧下さい。

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アメリカから帰国後4月、5月はコンチェルト強化期間でした。実は初出しだった
まずはグリーグを集中的に勉強し、4/15に大阪交響楽団(旧シンフォニカー)の皆さんと
共演。私にとって世界のベスト3に入るシンフォニーホールで、川瀬賢太郎氏
の名サポートの下で演奏させていただけて光栄でした。

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5/13は文京シビックホールで、昨年も弾かせていただいた俊友会管弦楽団の皆さんと
ラフマニノフの3番協奏曲。ピアニストにとっては「そこに山があるから登らず
いはいられない」といった類いの、通奏するだけでサバイバルなこの曲を弾いたのは、
実に9年ぶり。練習をしながら、留学時代に初めて取りかかった時の事や、日本に帰国
して色々な事が落ち着くまでの様々な思い出が蘇ってきました。
それにしても今年はシューベルトの「ヴァイオリンとピアノのための幻想曲」に
ラフマニノフのチェロソナタ、コンチェルト3番にリストのドンジョヴァンニなど、
作曲家が難しく書こうとして「これでもか」と力を込めた作品に次々と取りかかる
年になりました。ミッドライフクライシスなどと言っている場合ではありませんね。

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担当Mより、青柳晋 メディア情報のお知らせです。

5/18(金)
● 月刊ショパン 6月号
・表紙 & Pianist One day & Special Interview
・ピアニストに聞く!からだアンケート
http://www.chopin.co.jp/

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小値賀へ向かうフェリーのデッキから夕陽をのぞむ

大学が一段落ついた3/13から東京を出発し、今年は国内・海外へ出かけっぱなし
の春休みとなりました。まず赴いたのは長崎県で開かれた「第11回おぢか国際音楽祭」。
長崎の離島で一流の音楽を、とのモットーを掲げ、地元観光協会、住民の方々、
ピアノの先生(いらっしゃるのです。日本はどの離島に行っても素敵な先生が
いらっしゃるのが心強いですね)が一丸となって熱心に運営してこられたセミナー
&コンサートです。ピアノはロシアのリサ・スミルノワ先生が第1回目から参加して
おられ、私は初めて「合流」しました。

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旅のパートナーはおなじみ、ヴァイオリンの玉井菜採先生。素晴らしい演奏家
ですが、普段は全く気取りや気負いのないフランクな方で、面白い方(と書くと、
アナタのほうが相当面白いよとツッコミが入りそうですが)です。事務局より
ヴァイオリンとチェロの先生を紹介して下さい、とのご依頼を受けたので
ご紹介したのが、

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これもおなじみチェリストのヤン・ソンウォン先生。ご覧のように相変わらずの貫禄で、
今回の為にロンドンから駆けつけて下さいました。

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移動は片道9時間。福岡空港から佐世保港までバスに乗って、そこからさらに
フェリーで2時間半。主催の方より「揺れると船酔いがひどいので、酔い止め
を飲んですぐに寝て下さい」との注意を受け、素直に指示に従いましたが、

さほど揺れる事なく無事に到着し、レッスン、コンサートの全行程を無事に

終えることが出来ました。スナップ写真も撮りましたので、以下に数点
紹介いたします。


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室内楽、ソロコンサートが行われた会場の「離島総合開発センター」。
レッスンもここで行われました。

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玉井先生はイザイの無伴奏ソナタ第5番を演奏。おみごと!

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オフの時には海岸にも連れていっていただきました。

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日本の海で本当に美しいのは沖縄だけだという自分の無知を恥じるほどに、
透明度の高い水、手つかずの自然に心から感動しました。

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ご家庭の前で日干しにされたメザシに食いつこうとするヤンさま。

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おっとっと。

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運営の中心となって頑張っておられるEさんご夫妻。奥様は
ピアノの先生ですが、この地を訪れた際に感動し、移住して
来られたそうです。なんだかその事自体も感動的です。

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帰りも当然港から。スタッフの方が船が出る際に「またおいでね!」
の横断幕を張り、見えなくなるまでずっと手を振って下さった時には
ジーンと来てしまいました。


東京の自宅に着いたのが夜中の12時近く。翌朝の特急に乗って、
今度は茨城県笠間市で行われた「クールシュヴェル国際アカデミーinかさま」
に参加してきました。昨年度は会場が一部破損した上、その後避難所にも
指定されたため、すべてのイベントがキャンセル。今年はコンサートをいくつかと、
トークイベントのみの開催となり、私はリサイタルとパネルディスカッションに
出演しました。

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会場は笠間公民館。思いがけず沢山のお客様に聴いていただきました。

茨城から戻った翌日は福岡に移動(我ながらよーやるわと思いつつ)、
ユメニティのおがた 大ホールでリサイタルがありました。
プログラムが長崎や茨城と異なるもので、かといってじっくりと
練習する時間も取れず、もう「超能力」で弾くしかありませんでした。
(ただし、昨年何度か演奏した曲だったし、こういう時はなんというか、
「勢い」に乗っているので、その時のインスピレーションでなんとか
無事に弾き終えることが出来ました。)

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福岡から戻り、中2日ほど明けて、昨年一年間かけてじっくり勉強した曲を
カーネギー・ワイルリサイタルホールで演奏するためにニューヨークに行って
きました。アメリカで演奏するのは10数年ぶりの私をサポートして下さったのは
ニューヨーク・フィルなどで活躍するオーボエ奏者の伊熊啓輔さんや、現地に長年住む
Mさんご夫妻、Tさんをはじめとする方々。コンサートプロデュース、
会場の手配からプロモーションまでを手広く手がけてくださったお陰で、
売り切れ満席の盛況で弾き終える事が出来ました。

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3/25、Mさん宅で壮励会・予行演習も兼ねたホームコンサート。
奥様が立派な「がんばってねケーキ」を用意して下さいました。

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そして3/27本番。ゲネプロの時はホールの響きが少なくピアノの最高の状態
とは言えない状態でしたが、本番になったら打って変わったように
独特のゆったりとした雰囲気の中で弾くことが出来、ホールの長い歴史の中で
ここに住み着いた数多の音楽の神様に見守られているような気がして、
とても幸せなひとときでした。

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以下はオフショット。

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カーネギーホールの楽屋。日本のホールに比べて、ホールスタッフさんなどの
対応はとてもシンプルですが、楽屋へ関係者以外の者が立ち入ったり、
設備に手を触れたりするのは厳禁。開演のタイミングの連絡はどうするんだろう?
と疑問に思っていたら、開演5分前に楽屋内のスピーカーから「five minutes. five minutes
(あと5分で始まるよ)」、開演時間になったら「places. places
(始めるので舞台袖まで来て下さい、の意)」という声が流れて来て、納得。
なるほどこうなっているのかと感心しました。


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アメリカンな朝ご飯。この食生活を繰り返してたら、危険危険。

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街中も大いに散策しました。歩いているだけでも楽しくて、いつまでも飽きない。
インドでも見かけたけど、NYにもあった怪しげな手相占いの看板。

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タイムズスクエアにて。新年のカウントダウンの折には入場制限がかけられるほどの
人出になるとか。

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滞在中のホテルに陣中見舞い?に来て下さった江口玲先生と。
「ガッコの話はここではやめよーよ!」と言い合いつつ。

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甘党の私にとってもいささかハードなアメリカのスイーツ。

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ホテルの39階の部屋からの景色。

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テレビや映画でよく見かけるスケートリンクを発見し、ミーハー撮影。
出来ればあと1ヶ月も2ヶ月も滞在したいと思ってしまうような、
刺激と楽しさに溢れるNYを訪れることが出来て幸せでした。
この街に住み着いてしまう人が多いのも大納得。今回の
NYでのコンサートやオフの模様は「月刊CHOPIN」6月号で詳しく
取り上げられる予定ですので、どうぞお楽しみに!

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担当Mより、青柳晋 メディア情報のお知らせです。

3/19(月)
● ピアノスタイル
特集「ピアニストも絶賛!ローランド新HPの魅力」
インタビュー
http://www.rittor-music.co.jp/magazine/ps/

3/20(火・祝)
● 月刊Piano
特集「ショパンの曲で基礎力アップ!」
誌上レッスン
http://www.ymm.co.jp/magazine/piano/

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私たちの日常そのもの、そして音楽生活にとてつもなく大きな影響を
及ぼした震災から一年が経ちました。今でもあの日の事が
昨日のように鮮明に脳裏に思い浮かびます。私は職場の大学に
設置するピアノ選定のために車で移動中でしたが、大きな揺れの為に
走行不能となり、全員で下車、勿論その日の予定はキャンセル。
自宅が幸いにも近かった為、徒歩で帰宅する事が出来ましたが、
他の先生方は急遽避難所となった近隣の小学校に宿泊、
その夜からはもう、私たち皆が共有したあの「闇の日々」を体験する
こととなりました。それからも音楽生活上で実に色んな事がありましたが、
この2月からは大きなダメージから回復して、再開を始めたイベントに
出演させていただく機会がありました。2/12 真岡市では比較的損傷の
少なかったホールへ開催場所を移し、恒例の「真岡音楽祭」が再スタート。
合唱あり、和太鼓のアンサンブルあり(少しだけ舞台袖から聴かせて
いただきましたが、それはそれは力強い演奏でした!)、そして私はゲスト
出演という形で1時間ほどのリサイタルを担当しました。

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ちなみに3月には昨年、会場が損傷、そしてその後避難所に指定されたため
キャンセルとなった「クールシュヴェルinかさま」が、コンサートとトークセッションのみ
という形で再開され、私もイベントに出演させていただきます。

2月にはもう一つ、浜松の瀟洒なあるサロンで、リサイタルに出演させて
いただきました。主催者は、パリに長年駐在されて、数多くの邦人留学生
(または私の父の言葉を借りれば「音楽ヒッピー」)たちの父母、と
慕われたK夫妻。私はパリに行くたびに留学生たちと共にKファミリー家に
転がり込み、書生のようにお世話していただいたので、一生頭が上がりません
(そう思っている音楽家は他にも大勢おり、現在世界中で活躍しています)。
そんなKさんと久方ぶりに対面でき、懐かしくも幸せなひと時を過ごしました。

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3月後半からは移動の為、ほとんど東京におりませんが、次回はNY旅行を含め、
盛りだくさんの報告が出来るかと思いますので、お楽しみに。

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担当Mより、青柳晋 メディア情報のお知らせです。

2/15(水)
● 音楽現代 3月号
演奏会評
リストのいる部屋 vol.6 の演奏会評が掲載されます。

2/18(土)
● レッスンの友 3月号
「名匠探訪」作曲家シリーズ/シューマン(3)
http://www.lesson.co.jp/frames/f_lesson.html 

2/26(日)12:00/17:00
● 真岡ケーブルテレビ(いちごTV)
http://www.mcatv.co.jp/
真岡市音楽祭でのリサイタルの様子が放送されます。
視聴エリアの方は是非チェック下さいませ。

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1/28 には俳優の仁科明子・森宮隆の両氏との共演で
朗読(劇)とピアノリサイタルのコラボレーションという、珍しい
イベントに参加させていただきました。内容はシューマンが
クララとの結婚の権利をめぐって裁判に勝訴するところから、
徐々に狂気に陥り、ブラームスとの出会いを経て死去、遂には
亡霊となって登場する(シューマンの後期作品の演奏を交えつつ)
・・・という大変に凝ったもの。

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劇中、ブラームスの「3つの間奏曲作品117」を演奏する場面では
窓外、一面の銀世界の美しさから、何の気負いもなく自然な
インスピレーションを得て弾くことが出来ました。これは街中のホール
ではなかなか出来ないことで、ドイツものは北国の音楽だということを
痛感。

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武満徹氏とリヒテル先生が開館当初アドヴァイザーだったという
八ヶ岳音楽堂。今回はスタインウェイを選びましたが、大変に
素晴らしい楽器でした。夏にも訪れてみたいものです。

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1/15 帰国後第1弾のコンサートではラフマニノフの2番のコンチェルトを
演奏しました。常陽プラムホールは満席の盛況!
藤岡幸夫さん+関西フィルの皆さんの素晴らしいサポートの
お陰で、新春にふさわしい活気あふれる演奏会となり、感謝しています。

Kansai

来週は朗読+ソロによる珍しいコンサートです。初めての試みなので、
どんな感じになるかとても楽しみです。

2012年が素晴らしい年になりますように!

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世界自然遺産に指定されているカジランガ国立公園。
平原の真ん中の細道をジープでひた走り、森の中に入った瞬間に
なんとも言えない香りがしました。それは木が吐き出したばかりの
酸素と、緑と朝露の残りが入り混じった「森の匂い」。インド、という
より地球に、こんな空気が美味しい場所があったなんて驚きです。
原始時代はきっとこんな空気がそこここに漲っていた事でしょう。
インドを観光するを躊躇する人がこの国に持つイメージと言えば、
「空気が汚い」「貧困と階級社会」「騙しあいに小競り合い、不衛生」
と言ったところでしょうか。でもインドは広いのです。そして文明国家
として長大な歴史があり、我々日本人の学ぶところも沢山あります。
私が、4回もこれまで招待して下さったヤマハ・インディアさんに
何よりも感謝している事は、短期滞在型の観光では味わえない
インドの奥深さや、文化・民族性の一旦を垣間見るチャンスを
下さったことにほかなりません。

12月26日、浜離宮朝日ホールで一年の締めくくりとなる
リサイタル終了後即座に帰宅、パッキングをほぼ徹夜でしました。

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大事なものはすべてカバンに括り付ける。でもカバン取られたらおしまい。

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バンコク経由でIT都市・バンガロールへ。これから4都市で4回の
リサイタルと2回の公開講座です。

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移動はヤマハさんが手配して下さった車で。今回もリクシャーに
乗って喧嘩したり、騙しあったりする場面はなさそう。

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今回はより現地スタッフさんと蜜に行動を共にしました。
優秀なアミット君はカジランガ見学から空港・ホテルのチェックイン
に至るまで、それは申し訳ないくらいに気を遣ってくれました。
「快適な旅になるようにこんなにお世話してくれてありがとう!」
とお礼を言うと「It is my responsibility and pleasure、アオヤギサン」
との返事が。もう、娘がいたら嫁に出します。娘いないけど。

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バンガロールの可愛い劇場、Jagriti Theatre。普段は演劇や
伝統的な民族音楽のコンサートが行われており、カフェも
併設されたおしゃれな空間でした。


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この日はデリーから新しいC7が運び込まれました。CFXが早く欲しい
ところですが、運搬や管理状況が徹底されないとまだ何かとキケンとのこと。

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翌日は、昨年も呼んで下さったディーラーさんのショールームで
公開レッスン。今回もお嬢さん方がちゃっきりしており、英語の
受け答えがハキハキしていました。

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バンガロールに新しく出来たばかりのヤマハ音楽学校を見学。
左から地元の先生、私の隣はディーラーさん、イギリス人の
男性は新しい校長先生です。どんどんこれからピアノレスナーが
増えていくことでしょう。

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国内の移動は、最近著しい発展を遂げている国内航空便で。
インド航空界では、新しい企業がどんどん立ち上がっています。
ちょっと思いつくだけでも、Indigo、Jet Airways、Spice Jet(なんて
インドらしいネーミングだ)、King Fisher...座席数を増やし、幅を狭く
サービスを最小限にすることによって格安料金でチケットを
提供できるシステムは世界中で流行っているようですね。

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救命胴衣説明書のイラストに書かれているのが
「ターバンおじさん」ってところがまたいい。

コルカタ経由で2番目の都市、東北部グワハティへ。
紅茶で有名なアッサム州の州都で、45km北上すれば
ブータン、100km南下するとバングラデシュに着きます。
我々と同じモンゴロイド種の住民も多いので、我々が
道を歩いていても溶け込んでしまう街なのです。

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山岳地帯をかする様に東へ東へ移動すると、
俄然緑が増えてきます。

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グワハティではC7の運搬状況が非常に厳しかったらしく、
この日は小さいピアノで弾きましたが、ここのホールは
なぜかとても音響が良く、音が楽にポンポン飛んでいくのを
感じました。

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演奏を終えて花束を受け取る。司会はアミット君でした。


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デリー勤務のスタッフさんたちと打ち上げ。地元で一番
美味しいと彼らがいうレストランに連れていってもらいました。
羊のカレー、野菜のカレー、田作りのような(!)小魚を
煮しめたもの。それらの料理の正式名称はメモらなかったので
二度と同じものは注文出来ませんが、さすが現地の方おすすめの
料理、それはそれは美味しかったです。
美味しいカレーは油が少なめで、材料と香辛料のブレンド加減が
絶妙なんですよね。

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器用に手で食べる調律師のアシュワット君。手で食べないとカレーは
美味しくないそうです。そして、手で食べるとおいしいので食べ過ぎて
しまうとの事。
私がピアノの色々な話をすると、博識な彼らはインドの様々な地方の
気風や歴史について語って聞かせてくれます。
これぞ文化交流(私のは西洋文化ですが)。勉強になり、とても楽しいです。


大晦日と元旦はオフ。前回もお世話になった日本人スタッフUさんと、
アミット君、私の3人で、いよいよカジランガ国立公園へ向けて
出発です。

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カジランガへはグワハティから車で5時間。途中で、「よっぽどの
事情がない限り泊まりたくないホテル」も見かけました。

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敷地内に到着です。アクセスが不便なためか、高名なわりに
観光客が少ない印象を受けましたが、立派なホテルに泊めて
いただきました。

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到着後、まずはジープサファリ。もう、内装からすでにワイルドです。

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サファリパークの中には野生の虎が生息しているとの事ですが、
その数は100頭。公園の広さは450平方メートル、ざっと山手線の
内側の7倍近くの広さがあるので、その中で遭遇できるのは
もはや偶然。我々が目撃したのは、虎の「犠牲」になりたてホヤホヤの
鹿の亡骸でした。

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でもジープでえんえん走り続けていると・・・・

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なんと象のファミリーが道を横断しているではありませんか。
ガイドさんに「しーっ、しゃべらないように」と注意されたので、
車のエンジンを止め、全員息を潜めて全員(?)が横断する
のをそおっと見守りました。

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サイ君が気持ち良さそうに草をはんでいるのを見ているうちに
日没に。湖のほとりで一休みしてから、ホテルに戻りました。

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大晦日ということで、夜はホテルゲストと地元の方による
素朴なパーティがありました。

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皆で火を囲んで、ワヤワヤと飲む、食べる。ステージでは
地元のプロ(なのか?)歌手さんたちが歌っていらっしゃいました。


翌朝5時。楽しみにしていたエレファント・サファリです。
前日のジープツアーとは異なり、サイ君が食事をしていた
草の中に入っていって、動物たちと間近で対面します。

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集合時間、外は真っ暗。寒いのなんのって。

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Uさん、アミット君と相乗り象さん。

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サイ君おはよう。あなたは、昨日草をはんでいた方ですか?別の方?

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カジカの群れ!という象使い氏のひそひそ声。
確かにいる・・・・。
朝もやの中にゆっくり浮かび上がる影。

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いっぱいいる・・・。なんて綺麗なんだろう・・・!
National Geographicの雑誌の世界そのものです。
手付かずの自然の美しさに、時を忘れてしばし
呆然としてしまいました。

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象ポートでよっこらしょと降りて、ツアー終了。

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最後に仲良くなった小象くん。かわいい、連れて帰りたい。
でも連れて帰ったら、我がマンション、職場双方ともに
大騒ぎになるだろな。


夢のようなカジランガでのひと時が終わった翌1月2日は、
コルカタでリサイタルでした。

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コルカタはムンバイに次ぐインド第2の都市。再び喧騒の街に
舞い戻ってきました。

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会場はKokata School of Music。実に1000人の生徒さんを
抱える大音楽学校です。ピアノレスナーも先生も沢山いらして、
ホールには人が入りきれないほどの大盛況となりました。

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主催者のお一人、在コルカタ・川口総領事より花束を
受け取る。この後、総領事には公邸で恐れ多くも
お食事にお招きいただいたのですが、その席で「コルカタ人は
インドの中で最もあたたかい民族」というお話があり、その事を
とても興味深く思いました。西ベンガル州の人は頼られるのが
好きだそうで、そういえば至れり尽くせりのお世話をしてくれた
アミット君も、「お土産を買った?なんで事前に相談してくれないの?
僕がいろーんな店に連れていったのに!」と半ば本気でふくれていた
地元ディーラーさんもコルカタ出身でした。
そういえば1回目の旅行で編集者・K坂嬢に紹介してもらったリクシャーの
運転手の優しいお兄ちゃんも西ベンガル人だったような。

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地元スタッフさんと。右から2番目が「なんで相談してくれないの?」の彼です


翌日は最後の街、人口400万人のプネー市に移動。
すぐに公開レッスンがありました。ここの子供たちは、地元の
大御所先生の指導を受けているだけあり、レヴェルが高かったです。

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写真はグリンカ=バラキレフの「ひばり」を弾いた少年。

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最後のコンサートの模様。プネー市内にある大学の行動が会場でした。

今回も本当にお世話になった日本人スタッフIさん、Wさん、Uさん、
良く気がつくロヒニーさん、勉強熱心な調律師アシュワット君、
親切なジェントルマンアミット君、トランプのキングのように貫禄たっぷりの
ディーラー・ラザールさん他、スタッフのお一人ひとりの真心のこもった
おもてなしのおかげで、4回目インド旅行が一生の記念となりました。
この場を借りて心より御礼申し上げます。

DHANYAWAAD!

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担当Mより、青柳晋 メディア情報のお知らせです。

【MAGAZINE】
1/18(水)
● 音楽の友 2月号
〈Concert Reviews〉
リストのいる部屋 vol.6 の演奏会評が掲載されます。
http://www.ongakunotomo.co.jp/magazine/ongakunotomo/

1/20(金)
● MOSTLY CLASSIC 3月号
「ピアニストに聞くドビュッシー&ラヴェルの “好きな曲”」
http://mostly.jp/

【WEB】
● オントモ・ヴィレッジ コンサート・ホール
音楽之友社のWebサイト「オントモ・ヴィレッジ」内、コンサート・ホールにて、
青柳晋の演奏が配信されています。
今回は、ジョン・フィールドのノクターンが特集されています。
是非、住民登録(会員登録)してお楽しみ下さい。

オントモ・ヴィレッジ
http://www.ontomovillage.jp/
コンサートホール内、ソロ オペラ アンサンブルからお入り下さい。

青柳晋 特設ページ
http://www.ontomovillage.jp/ontomo/hole/solo_ensemble/1284/0

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